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【小1の壁とFIREは相性がいい?】子育て世帯がセミリタイアを目指すメリット

目次

『小1の壁』とセミリタイア

『小1の壁』は、家計・働き方・子育てに大きく影響する問題です。

『小1の壁』という言葉を聞くと、もっと具体的には学童保育、
子どもの帰宅時間、夏休み、宿題、習い事など、
さまざまな問題を思い浮かべるのではないでしょうか。

特に共働き家庭にとって、
小学校入学は保育園時代とは違った働き方を
考えるきっかけになることがあります。

僕の家ではたまたま妻との話の中で『小1の壁』が出てきたことをきっかけに、
本格的にこの問題について考えるようになりました。

その中で僕が考えるようになったのが、
『小1の壁』に備えて、FIREしてセミリタイアを目指すという選択肢でした。

・どうして『小1の壁』からFIREを目指したの?
・セミリタイヤは子育てに有効なの?
・子育てしながらFIREを目指せるの?

FIREというとできるだけ早く仕事を辞めて自由になるというイメージがありますが、
子育て世帯の場合、完全に仕事を辞めることだけがFIREではありません。

資産を作りながら働く時間を減らしたり、
収入を少し残しながら家族との時間を増やしたりするサイドFIREという考え方もあります。

この記事では、なぜ『小1の壁』とセミリタイアは相性がいいと考えているのか、
子育て世帯が目指すメリットと注意点について整理します。

『小1の壁』は働き方を考え直すきっかけになる

『小1の壁』が大変だと言われる理由の一つは、
保育園時代と小学校入学後では、
子どもを取り巻く環境が大きく変わるからです。

保育園では、仕事の時間に合わせて長時間預かってもらえる家庭も多いですが、
一方、小学校では授業終了後の過ごし方を考える必要があります。

以下のグラフは東京ガス都市生活研究所が、
共働きをしているママを対象に仕事と子育ての両立についてアンケートを取ったものです。

出典:東京ガス都市生活研究所
【データで検証! 】みんなどうしてる?「小1の壁」への対策

注目してほしいのは、
「仕事と子育てが両立できている」の設問に対し、
「あてはまる」「ややあてはまる」と
回答した割合が、保育園から小学校入学の
タイミングでガクッと減っていることです。

つまり、それだけ保育園と小学校の変化が大きいことを示しています。

『小1の壁』対策として最初に思いつくのが、
放課後児童クラブ、いわゆる学童です。

学童は保護者が仕事などで昼間家庭にいない小学生に対して、
放課後の遊びや生活の場を提供する施設です。

それでも、
・学校の下校時間が早い
・学童のお迎え時間に間に合わない
・長期休暇の過ごし方を考える必要がある
・宿題や家庭学習を見る時間が必要になる
・子どもの体調不良や学校行事への対応が増える
・高学年になるにつれて学童以外の選択肢も考えたくなる
など、共働きを続けるうえで考えることが増えていきます。

つまり、『小1の壁』は単純に預け先があるかという問題だけではありません。

今の働き方を、子どもが小学生になってからも続けられるのか。

そこまで含めて考える必要がある問題なのだと思います。

▼保育園と小学校の違い、学童保育についてもっと知りたい方はこちらもどうぞ。

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セミリタイアを目指すと「辞める・続ける」の二択から抜け出せる

冒頭でも話していますが、
FIREは早期に完全に仕事を辞めて悠々自適に生活しているようなイメージを持たれがちですが、
重要なのはFIREを仕事を完全に辞めることと考えないことです。

例えば、
仕事を辞めるか、今まで通りフルタイムで働くかという二択しかなければ、
仕事が家庭に合わなくなったときの選択肢は限られます。

しかし、ある程度の資産を作っておいてFIREできると、
・週5日から週4日にする
・残業の少ない仕事に転職する
・時短勤務を利用する
・収入は減っても家族との時間を優先する
・会社員を続けながら副業をする
といった選択肢を持ちやすくなります。

これって結構すごい事だと僕は考えています。

特に僕らのような子育て世帯には重要であり、
個人的にもセミリタイアを目指す大きな意味だと考えています。

FIREは会社を辞めるための手段ではありません。

もっと本質的には働き方を自分で選びやすくするための土台と考えられるのです。

子育て世帯がセミリタイアを目指す3つのメリット

では子育て世帯がFIREしてセミリタイアした先にどんなメリットがあるのでしょうか。

大きな点を次の3つにまとめます。

1.子どもとの時間を確保しやすくなる

セミリタイアの最大のメリットは、時間に余裕が生まれることです。

フルタイム勤務を続けていると、
朝から仕事、帰宅後は夕食やお風呂、
寝かしつけ、家事、場合によると副業などなど。

しかもそこに宿題の確認や学校からのプリントのチェックなどが加われば、
親子でゆっくり話す時間は意外と少なくなります。

親は生活するだけでくたくたになり、
子どもに向き合う時間がそれほど取れていないと感じて罪悪感を覚えてしまうこともあるようです。

なつの

思った以上に子どもとの時間が取れないことって堪えます。。。

また言わずもがな、子どもの成長はは早く、
特に小学生になると、子ども自身の世界が広がります。

学校で何があったのか、
友達とどんなことをしたのか、何に困っているのか。

そうしたことを親が知るためには、
単純に何もやる事がなくリラックスして話ができるような
一緒にいる時間が大切になると考えます。

そのように仕事を減らして時間を作ることができれば、
子どもの帰宅後に家にいる、学校行事に参加する、
宿題を見るといったことがしやすくなります。

仕事だけが原因でないかもしれませんが、
フルタイムの場合、会社に拘束されている時間はどうしても長いため、
子どもとの時間を考えて退職すること選ぶ人も少なくない印象です。

もちろん、仕事をしていること自体が悪いわけではありません。

大切なのは、仕事と子育てのどちらかを犠牲にするのではなく、
家庭に合わせて仕事量を調整できる状態を作っておくことです。

2.『小1の壁』に対する余裕が生まれる

フルタイムの仕事をしていると、
予定外の出来事にあたふたしてしまうことも起こります。

例えば、
・子どもの体調不良
・学校からの呼び出し
・急な行事
・長期休暇
などの出来事に対して、仕事がギリギリの状態だと、
一つ一つが大きなストレスになります。

一方で、働く時間や収入に多少の余裕があれば、
今日は自分が迎えに行こう、
明日は休みを取ろう、
という判断がしやすくなります。

これは単に楽をするという話ではありません。

家庭の事情に合わせて時間を動かせることそのものが、
子育て中の大きな安心材料になるからです。

『小1の壁』対策というと、
学童や習い事などの外部サービスを考えがちです。

もちろん、それらは重要であるものの、
それと同時に選択肢として親自身の時間に余裕を作るという対策があっていいのではないかと考えます。

3.夫婦どちらかに負担が偏るのを防ぎやすい

共働き家庭では、子どもの送迎や学校行事、
先ほどの予想外の出来事への対応などが、
どちらか一方に偏ってしまうことがあります。

特に夫婦ともにフルタイムで働いていると、
今日はどちらが休むか、
どちらが迎えに行くか、
などという問題が毎回発生します。

ここで、夫婦のどちらかがセミリタイアに近い働き方をしていれば、
家庭内で時間を調整しやすくなります。

父親でも母親でも構いません。

実際に我が家の計画では、
妻がキャリアを継続し、僕がセミリタイアする予定です。

夫婦のどちらか、あるいは両方が少しずつ働く時間を減らせる状態を作ることが重要です。

「収入を最大化する働き方」から、
「家族全体で無理なく暮らせる働き方」へ変更する。

『小1の壁』は、影響する範囲が家計・働き方・子育てとかなり広いですが、
逆にその分、転換を考える良いきっかけになると思います。

子育て世帯では完全FIREは難しい

ここまでFIREのメリットを書いてきましたが、
子育て世帯の場合、完全にFIREすることは難しいと考えています。

その理由として一番大きいのは、教育費です。

子どもが成長すると、食費や衣服だけでなく、
習い事、塾、進学費用なども必要になります。

さらに、住宅費、老後資金、車の維持費など、
子育て世帯にはさまざまな支出があります。

そのため、年間支出の25倍の資産を作ればFIREできるといった
単純な計算だけで判断するのは難しいでしょう。

子どもがいる家庭では、将来の支出が変化しやすく見通しを立てることさえ難しい可能性が高いです。

また、資産を取り崩すだけの生活にすると、
相場が大きく下落したときの精神的な負担も考える必要があります。

だからこそ、私は子育て世帯には完全なFIREよりもセミリタイアのほうが相性がいいのではないかと考えています。

▼小学校入学以降にどんなお金がかかるようになるのか、気になる方はこちらもどうぞ。

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「少し働く」だけでもFIREの効果は大きい

例えば、毎月20万円の生活費が必要な家庭を考えてみます。

年間では240万円の費用が生活しているだけで掛かることになります。

これをすべて資産から取り崩すのではなく、
セミリタイア後に月10万円の収入を得られれば、
年間の不足分は120万円になります。

必要な資産を考えるときにも、この差が大きな違いになります。

もちろん、実際には税金や社会保険、教育費、住宅費、
資産運用のリスクなども考える必要があります。

それでも、働かないと生活できない状態から、
必要なら少し働けば生活できる状態へ移行するだけでも、
心理的な余裕は大きく変わります。

例えば、
・週3~4日の仕事にする
・残業のない仕事に転職する
・在宅勤務を増やす
・フリーランスとして働く
・ブログや副業で月数万円を得る
など、働き方の選択肢を増やすことができます。

金融庁も、家計管理や生活設計を基礎的な金融リテラシーとして位置づけ、
長期的な資産形成を支援しています。

つまり、FIREを目指すことは、
単に投資でお金を増やすことではなく、
将来の生活をどう設計するかを考えることでもあるのです。

『小1の壁』から逆算して資産形成を考える

僕が『小1の壁』とセミリタイアを組み合わせて考えるようになった理由は、ここにあります。

普通なら、
老後のために資産形成をすると考えることが多いと思います。

もちろん老後資金も重要ですが、子育て世帯にとっては、
老後よりもずっと前に働き方を変えたいと思う時期が来る可能性は十分にあります。

それが、子どもの小学校入学のタイミングかもしれません。

だからこそ、
60歳まで働くための資産形成だけではなく、
子どもが小学生になったときに働き方を変えられる資産形成という
考え方もあっていいと思っています。

例えば、
小1までに○万円、
子どもが低学年の間に○万円、
○年後には週4勤務を選べる状態というように、
人生のイベントから逆算して目標を設定します。

これは、一般的なFIREの考え方とは少し違うかもしれませんが、
子育て世帯にとっては非常に現実的なFIREの形だと考えます。

▼『小1の壁』対策としてセミリタイアするために何をしているのか気になる方はこちらもどうぞ。

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FIREを目指すことは仕事を辞める準備ではない

FIREという言葉を聞くと、
「そんなに大きな資産を作るのは無理」、
「仕事を辞めるなんて現実的ではない」と思う人もいるでしょう。

僕自身も、子育てをしながら完全にFIREを目指す必要はないと思っています。

むしろ大切なのは、
仕事を辞めても大丈夫ではなく、仕事を辞めるという選択肢も持てる状態を作ることです。

例えば、会社員として年収を維持することもできます。

それでも、十分な資産があれば、
この働き方が家族に合わなくなったら変えようと思えるようになります。

上司や会社の都合だけで働き方を決めるのではなく、
家族にとってどうしたいかを基準に考えやすくなるのです。

これは、完全FIREよりも小さな目標です。

だからこそ、子育て世帯でも目指しやすいのではないでしょうか。

『小1の壁』対策は預け先だけではない

小1の壁というと、
学童に入れるか、夏休みをどうするか、
習い事をどうするかといった対策が中心になりがちです。

もちろん、それらは重要ですが、
親の働き方を変えられるようにしておくという選択肢が取れるように準備することも重要なのです。

そのための手段の一つが、資産形成であり、
資産が増えれば、必ずしも仕事を辞めなくてもいい。

もちろん時短勤務でもいいし、
残業が減らせるかもしれない、
転職してもいいし、副業をしてもいい。

こうした選択肢を持てること自体が、
セミリタイアを目指すメリットだと思っています。

▼セミリタイア以外にも時短勤務も有効な選択肢の一つだと考えます。気になる方はこちらもどうぞ。

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『小1の壁』を人生の働き方を考えるきっかけにする

最後に『小1の壁』におけるFIRE・セミリタイアについてまとめます。

・セミリタイアを検討することで「辞める・続ける」という極端な二択以外の選択が可能になる
・子育て世帯がセミリタイアするメリットがある一方で完全にFIREすることは困難
・FIREは仕事を辞めるための準備ではなく、仕事を辞める選択肢も持てる状態にすること

『小1の壁』は、単なる小学校入学時の問題ではありません。

子どもが成長する中で、親の働き方や家庭の時間配分を考え直すタイミングでもあります。

だからこそ僕は、『小1の壁』とFIRE・セミリタイアは、意外と相性がいいと考えています。

もちろん、誰もがFIREを目指す必要はないですし、
資産形成よりも今の生活を楽しむことを優先する家庭もあるでしょう。

また、フルタイムで働き続けることが
家庭にとって最適な場合もあります。

大切なのは、FIREすることそのものではなく、
小1の壁を迎えたときに、働き方を自分たちで選べる状態を作っておくこと。

そのために、
・生活費を見直す
・無理のない範囲で投資を続ける
・収入を増やす
・固定費を抑える
・副業など収入源を増やす
・夫婦で将来の働き方を話し合う
といった準備を少しずつ進めておく。

そうすれば、子どもが小学生になったときに
「仕事を辞めるしかない」「無理して今の仕事を続けるしかない」という二択ではなく、
もう少し多くの選択肢から家族に合った道を選べるかもしれません。

FIREは、仕事から逃げるためだけのものではありません。

家族との時間を大切にしながら、自分たちらしい働き方を選ぶための準備なのです。

そう考えると、子育て世帯にとってのセミリタイアは、
意外と身近な選択肢なのではないでしょうか。

当ブログでは、
『小1の壁』を乗り越えるべく、
家計管理・資産形成・教育費・働き方、
そして子育てについて、
有益な情報を発信しております。

『小1の壁』で苦しむ人がひとりでも
減らせればと思います!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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