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子どもにとって、家とはどんな存在なのか考えてみた

目次

『小1の壁』を調べるうちに気になってきたこと

最近、『小1の壁』について調べたり、
ブログを書いたりする中で、
学童や働き方のことをよく考えるようになりました。

「何時まで預けられるのか。」
「フルタイム勤務は続けられるのか。」
「長期休みはどうするのか。」

共働き家庭にとっては、
確かにどれもかなり現実的な問題です。

ただ、情報を集めれば集めるほど、
別のことも気になるようになりました。

それは、
「子どもにとって家ってどんな場所なんだろう」ということです。

親としては、
どうしても「生活を回す」視点で考えてしまいます。

「仕事を休めるだろうか。」
「送迎に無理はないか。」
「学童に入れるか…」

もちろんそれは大事です。

実際、共働きで子育てをしていると、
理想だけでは回りません。

でも実際に、
まだ言葉を話さない子どもが、
家でのびのびしている姿を見ていると、
「子どもから見たとき、家という場所は
どんな意味を持っているのだろうか?」
と考えてしまいます。

保育園や学童に行くことを、子どもはどう感じるのか。
逆に、家で過ごせる時間をどう受け止めているのか。

きっと正解はありませんが、
子育てをしていて最近よく考えるテーマなので、
ちょっと深堀してみようと思います。

子どもにとって、家は「安心できる場所」

うちの子を見ていると、
外ではかなり頑張っているように感じます。

そう思ったのは、
先日の連休に僕の実家に子どもを連れて行ったとき、
まだ慣れないためか、いつも家で過ごしているような活発さがあまりなく、
泣き出すこともありました。

もちろん、
親から見ると楽しそうにしていることもありました。

でも僕の実家から家に帰ると、
いつも以上に活発に、そして楽しそうに動き回って
遊んでいたことがとても印象的でした。

これを見たときに、
「家だからこそ感情を出せるのかもしれない」、と感じたのです。

よくよく考えると、
大人でも、職場では気を張っていて、
家に帰るとどっと疲れが出ることがあります。

子どもも似たような部分があるのかもしれません。

家には、いつもの匂いがあります。
いつものおもちゃがあります。
お気に入りの毛布や、安心できる場所があります。

何気ない環境ですが、
小さい子どもにとってはかなり大きな意味があるのではないでしょうか。

特に未就学児ぐらいまでの年齢では、
「安心して気を抜ける場所」があること自体が、
とても大切なのかもしれません。

保育園や学童は「かわいそう」なのか?

『小1の壁』について調べていると、
ときどき「保育園や学童ってかわいそうなのかな」と悩む声を見かけます。

「昭和な考え方だなぁ」なんて思いながらも、
僕自身も、一度は考えてしまいました。

家とは違う環境で長い時間を過ごし、
学童であれば学校が終わった後も、さらに集団生活。
長期休みは朝から夕方まで。

大人の都合で預けているように感じて、
申し訳なくなることもあります。

ただ一方で、保育園や学童には、
家では得られない経験もたくさんあります。

友達との関わり。
年上や年下とのコミュニケーション。
家とは違うルールの中で過ごす経験。

これは確実に子どもの成長につながっている部分も、
もちろんあると思います。

僕の子どもはまだ保育園にも通っていませんが、
見学などに行くと子ども達は楽しそうにしていることも多いように見えます。

だから、きっと「預ける=悪いこと」と
単純には言えないと思っています。

ただ、一点だけ気になるのは“時間の長さ”です。

朝から夕方まで外で頑張っていると、大人でも疲れますよね。

僕自身に置き換えて考えてみても、
たとえ遊びに行くとしても、
ずっと外で過ごすのは疲れますし、
家でゆっくりしたいなと思ってしまうことも多いです。

子どもならなおさらなのかと思います。

だからこそ、
家に帰ったあとに安心して過ごせる時間は、
子どもにとっては、やはり大切なのだろうと思います。

家で過ごすことのメリット

ではもっとわかりやすく、
子どもが家で過ごすことのメリットはどこにあるのでしょうか

① 気を張らなくていい

家の一番大きなメリットは、
やはり「素でいられること」ではないでしょうか。

集団生活では、
どうしても周りに合わせる必要があります。

順番を守る。
話を聞く。
我慢する。

それは成長に必要なことですが、
同時に疲れることでもあります。

家では、
多少だらけても大丈夫です。

ソファでゴロゴロしてもいい。
疲れたら昼寝してもいい。

そういう「頑張らなくていい時間」が、
子どもには必要なのかもしれません。

② 親との会話が増える

家で過ごす時間が長いと、
自然と会話も増えます。

何気ない会話ですが、
子どもにとっては安心感につながっている気がします。

僕の子どもはまだ小さいので、
会話にはなりませんが、
一生懸命に「あー」「うー」と喋っていて、
こちらも「うん、うん」と聞いてるだけでも、
子どもはニコニコしていて可愛いです。

日々の仕事と家事、
そして副業など、
やる事に追われる毎日でくたくたにはなりますが

たとえ、短い時間でも話を聞くことは、
子どもにとって大きいと思います。

子どもが安心して話せる家という場所は、
それだけでも子どもにとって大切な場所なのだと思います。

③ 疲れを回復しやすい

最近感じるのは、
家の外で過ごすと子どももかなり疲れているということです。

保育園や学校は、
大人が思っている以上に刺激が多い場所です。

騒がしいこともあるでしょうし、
人間関係もあります。

ずっと集団の中にいるだけで、
かなりエネルギーを使うのでしょう。

家だと、自分のペースで過ごせます。

静かな環境で落ち着ける。
好きな遊びに集中できる。
親に目一杯甘えることもできる。

そういう時間は、
子どもの心の回復にも必要なのだと思います。

家で過ごすことのデメリット

もちろん、メリットばかりではなく、
家で過ごすことにも難しさはあります。

① 刺激や経験が少なくなることもある

家は安心できる反面、
世界が狭くなりやすい部分もあります。

同年代との関わり。
集団のルール。
新しい遊び。

こうした経験は、
保育園や学童のほうが得やすいことも多いです。

親だけでは、どうしても限界があります。

特に共働きだと、
平日に十分な遊び時間を作るのは簡単ではありません。

② 親の負担がかなり大きい

これはかなり現実的な問題です。

家で過ごす時間を増やそうとすると、
親側の負担はどうしても増えます。

仕事との両立。
食事の準備。
遊び相手。

特に長期休みはかなり大変です。

「子どもにとっては家が良いのでは」と思っても、
親が疲弊してしまうと、家庭全体の余裕がなくなってしまいます。

だから、
「家で見るべき」「預けるべき」と単純には
言えないのだと思います。

親の負担については、
『小1の壁』を5つの壁に分解して解説しているので、
ぜひご覧ください。

【小1の壁は5つの壁だった!】漠然とした不安を解消する対策を解説

「家で過ごす子」は昔より減っている?

昔は、学校が終わったら家に帰り、
親が家にいる家庭も多かったようです。

僕は平成元年生まれの37歳ですが、
小学校の頃は友達の家には母親がいる家庭が多かったように思いますが、
最近では周りを見ても共働き家庭のほうが多いようです。

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構
専業主婦世帯と共働き世帯

実際、データでも専業主婦世帯の割合は、
以前よりかなり減っていて、
専業主婦世帯は共働き世帯の約1/3まで減少しています。

対照的に共働き世帯は増え続けています。

また下記は2025年にこども家庭庁が実施した、
令和7年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況の調査結果です。

出典:こども家庭庁
令和7年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況

学童利用児童数も増加傾向です。

つまり、「放課後を家だけで過ごす子ども」は、
以前より少なくなっていると言えます。

もちろん、
これは社会の変化でもあります。

ここ数年の物価上昇もありますし、
教育費への不安もありますから一種当然のことのようにも感じます。

一馬力だけでは難しい家庭も増えており、
僕の家ももちろんその一つです。

だから、多くの家庭が同じように
「子どものために働いている」のだと思います。

決して、子どもを後回しにしているわけではありません。

それでも「家」の役割はなくならない

ただ一方で社会が変わっても、
家という場所の意味は、
そこまで変わらない気もしています。

どれだけ外で頑張っても、最後に戻る場所。

安心して甘えられる場所。

うまく言葉にできませんが、それが家なのだと思います。

だから、長時間一緒にいることだけが大事なのではなく、
「家に帰ると安心できる」と感じられることが大切なのではないでしょうか

たとえば、
「おかえり」と言ってもらえる。
疲れた日に甘えられる。
失敗しても受け止めてもらえる。

そういう感覚です。

でも共働きだと、理想通りにはいきません。

毎日余裕があるわけでもありません。
むしろ時間に追われています。

それでも、子どもにとって
「ここなら安心できる」と思える場所を作ることは、
すごく意味があると思うのです。

『小1の壁』は、子どもの「居場所」を考えるきっかけ

小1の壁というと、
働き方や学童の問題に大きな関心が向きます。

もちろんそれは避けて通れませんし、
僕自身もそれらへの不安を解消したいだけになってしまいがちでした。

でも最近は、それ以上に、
「子どもの居場所をどう作るか」が
大事なのではないかと思うようになりました。

家が中心でもいい。
学童が中心でもいい。

たぶん大切なのは、
「子どもが安心できる場所があること」なのだと思います。

親としては、
つい「これで正しいのか」と不安になります。

もっと一緒にいるべきなのでは。
学童ばかりで寂しくないのか。
仕事を優先しすぎていないか。

そんなふうに悩むこともあります。

でも、その悩み自体が、
「子どものことを大切に考えている証拠」なのかもしれません。

完璧にはできなくても、家を安心できる場所にしたい。

最近は、そんなことをよく考えています。

当ブログでは、
『小1の壁』を乗り越えるべく、
家計管理・資産形成・教育費・働き方、
そして子育て
について、
有益な情報を発信しております。

『小1の壁』で苦しむ人がひとりでも減らせればと思います!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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